福岡市博多区板付にあるKARADA整骨院です。
先日、来院された60代の患者さんがこうおっしゃっていました。「階段を下りるときに、膝の内側がズキッと痛むんです。テレビで膝痛対策の特集を見て、サポーターをつけたり湿布を貼ったりしているんですけど、痛み自体はあまり変わらなくて…」。
実はこの年代、当院にも同じようなお悩みで来院される方が多くいらっしゃいます。福岡の情報番組でも「膝痛予防」「変形性膝関節症」といった特集が組まれることがありますが、サポーターや湿布だけでは根本的に改善しない方が非常に多いのが現場の実感です。
よくある対処法とその限界
サポーターや湿布は、痛みのある膝を外側から保護し、一時的に痛みを和らげる意味では有効な対策です。しかし、なぜ膝の内側にだけ負担が集中してしまうのかという根本原因にアプローチできていなければ、使用を止めた途端に同じ痛みが戻ってきてしまいます。
専門家視点で見る本当の原因
柔道整復師の立場から見ると、膝の内側の痛みには次の2つの要因が重なっていることが多いです。
1つ目は股関節・足首の歪みによる膝への負担の偏りです。股関節や足首の動きが硬くなっていたり、骨盤が傾いていたりすると、歩くたびに体重が膝の内側に集中しやすくなります。いわゆるO脚傾向の体では、この負担がさらに強まります。
2つ目は太ももの筋力バランスの崩れです。太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)や内側の筋肉が弱くなると、膝を安定させる力が低下し、関節の内側に直接的な負荷がかかりやすくなります。
なぜ一般的な対処法だけでは不十分なのか
サポーターや湿布は、痛みのある部位に対する対症療法です。しかし、膝に負担が集中する原因となっている股関節・足首の歪みや、太ももの筋力バランスそのものを整えることはできません。体の土台を整えない限り、膝への負担は日常生活の中で繰り返されてしまうのです。
自宅でできる安全なセルフケア
- 太もも前の筋トレ(膝伸ばし運動):椅子に座り、片脚をゆっくり伸ばして5秒キープ。左右各10回。
- 股関節ストレッチ:椅子に座り、片足の足首をもう片方の膝に乗せて上体を前に倒す。左右10秒ずつ。
- 足首まわし:足首を大きくゆっくり10回ずつ回し、可動域を保ちます。
※ 膝に強い痛みや腫れがある場合は無理に行わず中止してください。
医療機関と整骨院の使い分け
以下のようなサインがある場合は、当院ではなく速やかに医療機関の受診をおすすめします。
- 膝が大きく腫れて熱を持っている
- 膝に水が溜まっているように感じる、または曲げ伸ばしが困難
- 安静にしていても痛みが引かない、または夜間に痛みで目が覚める
これらは関節の炎症や変形が進行している可能性があるため、整形外科での画像診断をおすすめします。
整骨院でできること・できないこと
当院では、股関節・足首・太ももを含めた検査と調整、筋緊張の緩和による施術は可能ですが、軟骨の状態を判断する画像診断や投薬は行えません。「まず整骨院で膝にかかる負担のバランスを整え、必要であれば医療機関と連携する」という使い分けが、遠回りに見えて実は一番確実な近道です。
専門家(整骨院)選びのポイント
サポーターや湿布を続けても改善しない膝の痛みでお悩みの場合、「初回にしっかり股関節や足首も含めて全身の状態を検査してくれるか」を選ぶ基準にしてみてください。膝だけでなく、負担が集中する原因から整えてくれる院かどうかが、改善への近道になります。
ブログを読んで「自分の膝の痛みも股関節や足首が関係しているかも」と思われた方は、一度当院にご相談ください。
KARADA整骨院 所在地:福岡市博多区板付7-8-59 営業時間:平日9:00〜20:00(14:00〜16:00は休憩)、土日9:00〜14:00 定休日:水曜日・祝日 https://karada-seikotsu.jp/top

