腱鞘炎と首・肩のコリの関係、予防法、改善法
1. 腱鞘炎と首・肩のコリの「意外な関係」
腱鞘炎は、単なる「手の使いすぎ」と思われがちですが、その根源には
首・肩・背中のコリが深く関わっています。
指や手首を動かすための神経は、すべて首の骨(頸椎)から始まり、肩、腕を通り、手先まで伸びています。
長時間の悪い姿勢(猫背やスマホ首)によって首・肩・背中の筋肉がガチガチに緊張すると、
その下を通る神経や血管が圧迫されます。
この圧迫により、腕や手への血流が悪化し、筋肉に疲労物質が蓄積します。結果として、腕の筋肉が硬くなり
腱が常に引っ張られた状態になるため、わずかな手の動きでも腱鞘内の摩擦が増加し
腱鞘炎が起こりやすくなるのです。
つまり、首や肩のコリは、腱鞘炎の土台となる原因を作り出していると言えます。
2. 腱鞘炎を予防する「根本原因」へのアプローチ
腱鞘炎を予防し、再発を防ぐためには、手首だけでなく、根本原因である首・肩・背中のケアが必要です。











