福岡市博多区板付にあるKARADA整骨院です。
先日、来院された30代の患者さんがこうおっしゃっていました。「ウォーキングの途中、段差で足首をグキッとひねってしまったんです。昔から何度も捻挫していて、テレビで捻挫グセの特集を見てからはサポーターをつけて歩いているんですけど、外した途端にまたひねりそうで不安で…」。
実はこの時期、当院にも同じようなお悩みで来院される方が増えます。福岡の情報番組でも「捻挫グセ」「スポーツの秋のケガ予防」といった特集が組まれることがありますが、サポーターやテーピングだけでは繰り返してしまう方が非常に多いのが現場の実感です。
よくある対処法とその限界
サポーターやテーピングは、足首の動きを外側から制限し、ひねりすぎを防ぐ意味では有効な対策です。しかし、あくまで補助具に頼った状態であり、なぜ足首が不安定になっているのかという根本原因にアプローチできていなければ、外した途端に再びひねってしまうリスクは残ります。
専門家視点で見る本当の原因
柔道整復師の立場から見ると、捻挫を繰り返す背景には次の2つの要因が重なっていることが多いです。
1つ目は足首の靭帯のゆるみと、支える筋肉の機能低下です。一度捻挫すると靭帯が伸びたままになりやすく、さらに足首を安定させる筋肉の働きが落ちると、ちょっとした段差でも足首が内側に倒れ込みやすくなります。
2つ目は足裏のバランス感覚の低下と、股関節・骨盤の影響です。捻挫後は足首の位置を感じ取るセンサーの働きが鈍くなりがちです。さらに、股関節や骨盤の歪みで体重のかかり方が偏っていると、足首の外側に負担が集中し、ひねりやすい歩き方につながります。
なぜ一般的な対処法だけでは不十分なのか
サポーターやテーピングは足首を外から固定する対症的なケアです。靭帯を支える筋肉の機能や、足裏のバランス感覚、股関節・骨盤の状態といった足首の安定を生み出す土台そのものを整えることはできません。土台が変わらないままでは、固定を外した場面で再び足首をひねってしまうのです。
自宅でできる安全なセルフケア
- 片足立ちバランス:壁や椅子の近くで、片足立ちを30秒キープ。左右各3回。慣れたら目を閉じて行うと、足首のセンサーが鍛えられます。
- 足首まわし:椅子に座り、足首を大きくゆっくり10回ずつ回す。
- ふくらはぎの軽いストレッチ:壁に手をつき、片足を後ろに引いてかかとを床につけたまま10秒キープ。左右各3回。
※ 捻挫の直後で腫れや痛みが強い場合は、無理に行わず安静にしてください。
医療機関と整骨院の使い分け
以下のようなサインがある場合は、当院ではなく速やかに医療機関の受診をおすすめします。
- 受傷時に強い音がした、または足に体重をかけられない
- 足首が大きく腫れ、内出血が広がっている
- 足の指にしびれがある、または足首の変形が見られる
これらは骨折や靭帯の断裂が関与している可能性があるため、整形外科での画像診断をおすすめします。
整骨院でできること・できないこと
当院では、受傷直後の応急処置と、足首・股関節・骨盤を含めた検査と調整、筋緊張の緩和による施術は可能ですが、骨折の有無を判断する画像診断や投薬は行えません。「まず整骨院で足首の安定性と体の土台を整え、必要であれば医療機関と連携する」という使い分けが、遠回りに見えて実は一番確実な近道です。
専門家(整骨院)選びのポイント
サポーターやテーピングを使っても繰り返す捻挫でお悩みの場合、「初回にしっかり足首だけでなく股関節や骨盤、歩き方まで検査してくれるか」を選ぶ基準にしてみてください。ひねった場所だけでなく、ひねりやすくなる原因から整えてくれる院かどうかが、再発予防への近道になります。
ブログを読んで「自分の捻挫グセも体の土台が関係しているかも」と思われた方は、一度当院にご相談ください。
KARADA整骨院 所在地:福岡市博多区板付7-8-59 営業時間:平日9:00〜20:00(14:00〜16:00は休憩)、土日9:00〜14:00 定休日:水曜日・祝日 https://karada-seikotsu.jp/top

