福岡市博多区板付にあるKARADA整骨院です。
先日、来院された40代の患者さんがこうおっしゃっていました。「夕方になると頭全体が帽子で締めつけられるように重くなって、首の後ろもガチガチなんです。テレビで頭痛の特集を見て、痛くなる前に鎮痛薬を飲むようにしているんですけど、薬の回数が増えてきて、これでいいのか不安で…」。
実はこの時期、当院にも同じようなお悩みで来院される方が増えます。福岡の情報番組でも「頭痛の種類と対処法」「肩こりからくる頭痛」といった特集が組まれることがありますが、鎮痛薬だけでは繰り返してしまう方が非常に多いのが現場の実感です。
よくある対処法とその限界
鎮痛薬は、つらい痛みを一時的に抑える意味では有効な手段です。しかし、頭痛を引き起こしている首や肩の筋肉の緊張そのものを取り除くものではありません。原因が残ったままでは、薬が切れるたびに頭痛が戻り、服用の回数だけが増えていくという悪循環に陥りがちです。
専門家視点で見る本当の原因
柔道整復師の立場から見ると、締めつけられるような頭痛には次の2つの要因が重なっていることが多いです。
1つ目は首の付け根・後頭部の筋肉の持続的な緊張です。デスクワークやスマートフォン操作でうつむく姿勢が続くと、頭を支える首の後ろの筋肉が緊張し続けます。この緊張が後頭部から頭全体にかけての締めつけ感として感じられることがあります。
2つ目は猫背・巻き肩による血流の滞りと自律神経の緊張です。肩が丸まり胸が狭くなると呼吸が浅くなり、首や肩の血流も滞りがちです。ストレスや疲労が重なると自律神経も緊張状態になり、筋肉のこわばりと頭痛を強めます。
なぜ一般的な対処法だけでは不十分なのか
鎮痛薬は痛みの感じ方を抑える対症的な対処であり、首・肩の筋肉の緊張や、姿勢の崩れ、浅い呼吸といった頭痛の土台を整えることはできません。原因となっている体の状態を変えない限り、同じ生活を続けるたびに頭痛が繰り返されてしまうのです。
自宅でできる安全なセルフケア
- あご引き運動:椅子に座ったまま、あごを軽く引いて後頭部を後ろに引くように5秒キープ。10回繰り返します。
- 後頭部の温め:蒸しタオルを首の付け根から後頭部に5分ほど当て、筋肉の緊張をゆるめます。
- 肩甲骨まわし:両肩を大きく後ろに回すように10回。首・肩の血流を促します。
※ 痛みが強い場合や、動かすと頭痛が悪化する場合は無理に行わず中止してください。
医療機関と整骨院の使い分け
以下のようなサインがある場合は、当院ではなく速やかに医療機関の受診をおすすめします。
- 突然、今までに経験したことのない激しい頭痛が起きた
- 手足のしびれや麻痺、ろれつが回らない、物が二重に見えるなどの症状を伴う
- 発熱や嘔吐を伴う、または頭痛が日に日に悪化している
これらは脳や血管の病気が関与している可能性があるため、整骨院での対応範囲を超えます。ためらわず、救急を含めて早急に受診してください。また、鎮痛薬を月に10日以上使っている場合も、一度医療機関でご相談ください。
整骨院でできること・できないこと
当院では、首・肩・姿勢の検査と調整、筋緊張の緩和による施術は可能ですが、頭痛の原因となる病気の診断や投薬は行えません。「まず整骨院で首・肩の緊張と姿勢を整え、必要であれば医療機関と連携する」という使い分けが、遠回りに見えて実は一番確実な近道です。
専門家(整骨院)選びのポイント
鎮痛薬を飲んでも繰り返す頭痛でお悩みの場合、「初回にしっかり首・肩だけでなく姿勢や呼吸の状態まで検査してくれるか」を選ぶ基準にしてみてください。痛む頭だけでなく、緊張が生まれる原因から整えてくれる院かどうかが、改善への近道になります。
ブログを読んで「自分の頭痛も首や肩の緊張が関係しているかも」と思われた方は、一度当院にご相談ください。
KARADA整骨院 所在地:福岡市博多区板付7-8-59 営業時間:平日9:00〜20:00(14:00〜16:00は休憩)、土日9:00〜14:00 定休日:水曜日・祝日 https://karada-seikotsu.jp/top

