福岡市博多区板付にあるKARADA整骨院です。
先日、来院された50代の患者さんがこうおっしゃっていました。「最近、耳の奥がふさがったような感じと、キーンという耳鳴りがあるんです。耳鼻科で調べてもらったら特に異常はないと言われたんですけど、首や肩がずっとこっていて、関係があるのかなと思って…」。
今日は火曜日で、予報では雨のあと晴れ、明日は一気に冷え込む見込みです。気圧や気温が変わる時期は、耳の不調を訴える方が増えます。福岡の情報番組でも「耳鳴り」「耳の詰まり感」といった特集が組まれることがありますが、検査で異常がないと言われたあと、どうすればよいか迷っている方が多いのが現場の実感です。
よくある悩み・誤解
耳の不調は「耳の病気」と考えがちですが、原因は耳だけとは限りません。また逆に、「首のこりが原因だろう」と自己判断して、耳の病気の受診が遅れてしまうことは避けなければなりません。
専門家視点で見る本当の原因
そのうえで、耳鼻科などで重い病気が否定されたケースについて、柔道整復師の立場から見ると、次の2つの要因が考えられます。
1つ目は首や顎まわりの筋肉の緊張です。首の付け根や顎の筋肉が硬くなると、耳のまわりの血流や感覚に影響し、耳の詰まり感や耳鳴りを感じやすくなる場合があります(すべての耳鳴りに当てはまるわけではありません)。
2つ目は自律神経の緊張です。寒暖差やストレスで自律神経が緊張すると、首・肩の筋肉もこわばり、耳の違和感を強く感じやすくなります。
なぜ一般的な対処法だけでは不十分なのか
耳鼻科での検査は、耳そのものの病気を見つけるために大切です。しかし、検査で異常がなかった場合、首や顎の筋肉の緊張といった「耳以外の要因」は、そのままになってしまうことがあります。
自宅でできる安全なセルフケア
- 耳のまわりをやさしくマッサージ:耳を軽くつまみ、上下・前後にゆっくり動かす。各10回。
- 首の付け根を温める:蒸しタオルを首の後ろに5分ほど当てます。
- 顎の力を抜く:舌を上あごにつけ、上下の歯を軽く離して過ごす意識を持ちます。
※ 症状が強くなる場合や、めまいが出る場合は、無理に行わず中止してください。
医療機関と整骨院の使い分け
このテーマでは、まず耳鼻科の受診を優先してください。次のサインがある場合は、整骨院より先に、できるだけ早く受診してください。
- 突然、片方の耳が聞こえにくくなった、または急に耳鳴りが始まった(突発性難聴の可能性があり、早期の受診が重要です)
- 回転するようなめまいや、吐き気を伴う
- 顔の動きに左右差がある、耳から膿や血が出る
- 手足の麻痺やしびれ、ろれつが回らないなどの症状を伴う
整骨院でできること・できないこと
当院では、耳鼻科で重い病気が否定されたあとの、首・肩・顎まわりの筋緊張の検査と調整が可能です。一方、耳の病気の診断や聴力検査、投薬は行えません。
専門家(整骨院)選びのポイント
耳に関わる症状では、「初回に症状を詳しく聞き、必要なら耳鼻科を先に勧めてくれるか」を選ぶ基準にしてください。何でも整骨院で改善すると言わない院のほうが安心です。
ブログを読んで「耳の詰まりと首のこりのことを相談したくて」と一言添えていただければ、耳鼻科での検査の状況からお聞きします。
KARADA整骨院 所在地:福岡市博多区板付7-8-59 営業時間:平日9:00〜20:00(14:00〜16:00は休憩)、土日9:00〜14:00 定休日:水曜日・祝日 https://karada-seikotsu.jp/top

