福岡市博多区板付にあるKARADA整骨院です。
先日、来院された40代の患者さんがこうおっしゃっていました。「雨の日に通勤で車を運転すると、30分ほどで肩と首がガチガチになるんです。テレビで運転中の肩こり対策を見て、クッションを買い足したり、信号待ちで首を回したりしているんですけど、あまり楽にならなくて…」。
今日は月曜日で、予報では雨のち曇りです。福岡は車での移動が多く、雨の日は視界や路面に気を配るぶん、運転で疲れやすくなります。福岡の情報番組でも「運転中の疲れ対策」「ドライバーの肩こり」といった特集が組まれることがありますが、クッションや小さなストレッチだけでは楽にならない方が多いのが現場の実感です。
よくある悩み・誤解
テレビなどで紹介される対策は、クッションで姿勢をサポートする、信号待ちに首を回す、休憩をこまめにとる、といったものが中心です。有効な工夫ですが、運転中の体の使い方そのものが変わらなければ、こわばりは毎回同じように出てしまいます。
専門家視点で見る本当の原因
柔道整復師の立場から見ると、運転後の肩・首のこわばりには、次の2つの要因が重なっていることが多くあります。
1つ目は骨盤が後ろに倒れた座り姿勢です。座席に深く座れず骨盤が後傾すると、背中が丸まり、頭が前に出ます。頭は重いため、前に出るほど首と肩の筋肉が常に支え続けることになります。
2つ目は無意識の力みと浅い呼吸です。雨の日は視界や路面に集中するため、ハンドルを強く握り、肩が上がり、呼吸が浅くなりがちです。肩をすくめた状態が続くと、首から肩の筋肉が休まる時間がなくなります。
なぜ一般的な対処法だけでは不十分なのか
クッションや小休憩は、一時的な負担を減らす工夫です。しかし、骨盤の位置や、無意識の力みといった体の使い方の根本が変わらなければ、運転のたびに同じ負担がかかります。
自宅でできる安全なセルフケア
- 運転前の座り方チェック:お尻を座席の奥までつけ、背もたれの角度を少し起こし気味にして、頭がヘッドレストから離れすぎないようにします。
- 信号待ちの肩落とし:肩を耳に近づけるように上げて、ストンと力を抜く動作を3回。ハンドルを握る力もゆるめます。
- 運転後のストレッチ:両手を後ろで組み、胸を張って10秒キープ。3回繰り返します。
※ 運転中は、安全のために、無理な動きをしないでください。ストレッチは停車して行ってください。
医療機関と整骨院の使い分け
以下のサインがある場合は、整骨院より先に医療機関の受診をおすすめします。
- 事故や急ブレーキ、追突のあとから首や肩に痛みが出た
- 腕や手にしびれが広がっている
- 激しい頭痛やめまい、吐き気を伴う
これらは、むち打ちなど、画像検査が必要な可能性があります。
整骨院でできること・できないこと
当院では、座り姿勢や骨盤、肩・首の筋緊張の検査と調整、運転姿勢のアドバイスが可能です。一方、骨や神経の状態を判断する画像検査、診断、投薬は行えません。
専門家(整骨院)選びのポイント
「クッションを使っても運転後に肩・首が楽にならない」ときは、「初回に座り方や骨盤の状態、呼吸の癖まで見てくれるか」を選ぶ基準にしてみてください。痛む場所だけでなく、普段の運転姿勢までお話を聞いてくれる院かどうかがポイントです。
ブログを読んで「運転のあとの肩と首のことを相談したくて」と一言添えていただければ、普段の運転の様子からお聞きします。
KARADA整骨院 所在地:福岡市博多区板付7-8-59 営業時間:平日9:00〜20:00(14:00〜16:00は休憩)、土日9:00〜14:00 定休日:水曜日・祝日 https://karada-seikotsu.jp/top

