福岡市博多区板付にあるKARADA整骨院です。
先日、来院された30代の患者さんがこうおっしゃっていました。「秋になるとくしゃみと鼻づまりがひどくて、なぜか首や肩まで重だるくなるんです。テレビで秋の花粉症特集を見て、市販の花粉症薬を飲んでいるんですけど、鼻の症状は落ち着いても首・肩のだるさは残ったままで…」。
実はこの時期、当院にも同じようなお悩みで来院される方が増えます。福岡の情報番組でも「秋の花粉症」「ブタクサ・イネ科アレルギー」といった特集が組まれることがありますが、花粉症薬だけでは首・肩のだるさまでは解消しない方が非常に多いのが現場の実感です。
よくある対処法とその限界
花粉症薬は、くしゃみや鼻づまりといったアレルギー症状そのものを抑える意味では有効です。しかし、症状が出ている間に体が無意識に取ってしまう姿勢の変化にはアプローチできていないため、鼻の症状が落ち着いても首・肩のだるさだけが残ってしまうことがあります。
専門家視点で見る本当の原因
柔道整復師の立場から見ると、花粉症の時期に増える首・肩のだるさには次の2つの要因が重なっていることが多いです。
1つ目は鼻づまりによる前傾姿勢の癖です。鼻で呼吸がしづらくなると、無意識に口呼吸をしやすくするために頭が前に出た姿勢を取りがちになります。この姿勢が続くことで、首の後ろから肩にかけての筋肉に持続的な負担がかかります。
2つ目はくしゃみを繰り返すことによる筋肉の緊張です。くしゃみは瞬間的に首・肩・背中の筋肉を強く収縮させる動作です。これが1日に何度も繰り返されることで、筋肉が緊張したまま緩みにくい状態になり、だるさとして蓄積していきます。
なぜ一般的な対処法だけでは不十分なのか
花粉症薬はアレルギー反応そのものへのアプローチであり、症状によって引き起こされた姿勢の崩れや筋肉の緊張を直接ゆるめるものではありません。原因となっている体の使い方の癖を整えない限り、花粉症の時期のたびに同じだるさが繰り返されてしまいます。
自宅でできる安全なセルフケア
あご引き姿勢リセット:椅子に座ったまま、あごを軽く引いて背筋を伸ばす姿勢を意識して10秒キープ。1時間に1回程度。
肩甲骨まわし:両肩を大きく後ろに回すように10回。くしゃみで固まった筋肉をゆるめます。
鼻呼吸を意識した深呼吸:ゆっくり鼻から吸って口から吐く呼吸を5回。前傾姿勢の癖をリセットします。
※ 強いめまいや息苦しさを伴う場合は無理に行わず中止してください。
医療機関と整骨院の使い分け
以下のようなサインがある場合は、当院ではなく速やかに医療機関(耳鼻咽喉科)の受診をおすすめします。
市販薬では鼻づまりや目のかゆみがまったく治まらない
発熱や強い喉の痛みを伴う
呼吸のしづらさが日常生活に支障をきたしている
これらはアレルギー疾患そのものへの専門的な治療が必要な可能性があります。
整骨院でできること・できないこと
当院では、姿勢の検査と調整、首・肩まわりの筋緊張の緩和による施術は可能ですが、アレルギーの検査や投薬は行えません。「まず整骨院で姿勢の崩れを整え、必要であれば耳鼻咽喉科と連携する」という使い分けが、遠回りに見えて実は一番確実な近道です。
専門家(整骨院)選びのポイント
花粉症薬を飲んでも首・肩のだるさが残る場合、「初回にしっかり姿勢や首・肩の状態を検査してくれるか」を選ぶ基準にしてみてください。鼻の症状だけでなく、体の使い方の癖から整えてくれる院かどうかが、改善への近道になります。
ブログを読んで「自分の首・肩のだるさも花粉症の姿勢が関係しているかも」と思われた方は、一度当院にご相談ください。
KARADA整骨院 所在地:福岡市博多区板付7-8-59 営業時間:平日9:00〜20:00(14:00〜16:00は休憩)、土日9:00〜14:00 定休日:水曜日・祝日 https://karada-seikotsu.jp/top

