福岡市博多区板付にあるKARADA整骨院です。
先日、来院された30代の患者さんがこうおっしゃっていました。「最近、寝ても疲れがとれなくて、朝から体が重いんです。テレビで寒暖差疲労の特集を見て、早めに寝て、栄養ドリンクも飲んでいるんですけど、だるさが抜けなくて…」。
今日は木曜日で、予報では朝の最低気温が12℃前後まで下がる見込みです。先週は29℃近い日もあったため、気温差の大きさに体がついていきにくい時期です。福岡の情報番組でも「寒暖差疲労」「秋バテ」といった特集が組まれることがありますが、生活習慣の見直しだけでは抜けないだるさに悩む方が多いのが現場の実感です。
よくある悩み・誤解
テレビなどで紹介される対策は、早寝、バランスのよい食事、服装での温度調整、入浴で温まる、といったものが中心です。どれも大切ですが、「やっているのに抜けない」という方は、体の使い方そのものが疲れを溜めている可能性があります。
専門家視点で見る本当の原因
柔道整復師の立場から見ると、寒暖差でだるさが抜けない方には、次の2つの要因が重なっていることが多くあります。
1つ目は無意識に入り続ける筋肉の力みです。寒い朝や冷える環境では、体は熱を逃がさないよう無意識に肩や背中の筋肉に力を入れます。この状態が長く続くと、休んでいるつもりでも筋肉が休まらず、疲れが抜けません。
2つ目は背中と肋骨の動きの低下による浅い呼吸です。背中が丸まり、肋骨の動きが硬いと呼吸が浅くなります。浅い呼吸は、体をリラックスさせる自律神経の働きを妨げ、だるさを長引かせます。
なぜ一般的な対処法だけでは不十分なのか
早寝や栄養は体の回復の土台として重要です。しかし、筋肉の力みや浅い呼吸といった「回復を妨げる体の状態」はそのままです。土台が整っていないと、休んでも回復しにくい状態が続きます。
自宅でできる安全なセルフケア
- 背中のひねり運動:椅子に座り、両手を胸の前で組み、ゆっくり左右に体をひねる動作を各5回。
- 深呼吸:両手を肋骨の横に当て、4秒吸って6秒かけて吐く呼吸を5回。
- 首元・お腹を温める:スカーフや腹巻きで、熱を逃がしにくくします。
※ 痛みが出る場合は、無理に行わず中止してください。
医療機関と整骨院の使い分け
以下のサインがある場合は、整骨院より先に医療機関の受診をおすすめします。
- 強いだるさが2週間以上続き、日常生活に支障が出ている
- 発熱、動悸、息切れ、体重の急な変化を伴う
- 気分の落ち込みや意欲の低下が続いている
これらは、内科的な病気や、心の不調が関与している可能性があります。
整骨院でできること・できないこと
当院では、背中・肋骨・首肩の筋緊張の検査と調整、呼吸がしやすい姿勢のアドバイスが可能です。一方、疲労の原因となる病気の診断や検査、投薬は行えません。
専門家(整骨院)選びのポイント
だるさのように曖昧な症状では、「初回に体の状態を詳しく見て、整骨院で対応できる範囲を正直に伝えてくれるか」を選ぶ基準にしてください。
ブログを読んで「寒暖差でとれないだるさのことを相談したくて」と一言添えていただければ、生活の様子からゆっくりお聞きします。
KARADA整骨院 所在地:福岡市博多区板付7-8-59 営業時間:平日9:00〜20:00(14:00〜16:00は休憩)、土日9:00〜14:00 定休日:水曜日・祝日 https://karada-seikotsu.jp/top

