福岡市博多区板付にあるKARADA整骨院です。
先日、来院された40代の患者さんがこうおっしゃっていました。「明け方になると手がジンジンしびれて目が覚めるんです。テレビで手根管症候群の特集を見て、手首を固定するサポーターをつけて寝るようにしているんですけど、しびれ自体はあまり変わらなくて…」。
実はこの時期、当院にも同じようなお悩みで来院される方が増えます。福岡の情報番組でも「手根管症候群」「手のしびれ」といった特集が組まれることがありますが、サポーターだけでは根本的に改善しない方が非常に多いのが現場の実感です。
よくある対処法とその限界
手首を固定するサポーターは、手首の曲げ伸ばしを制限して神経への圧迫を軽減する意味では有効な対策です。しかし、そもそもなぜ手首の神経の通り道が圧迫されやすい状態になっているのかという根本原因にアプローチできていなければ、サポーターを外した瞬間にまた同じしびれが起こりやすくなります。
専門家視点で見る本当の原因
柔道整復師の立場から見ると、手のしびれには次の2つの要因が重なっていることが多いです。
1つ目は前腕・手首まわりの筋肉の過緊張です。デスクワークや家事、スマートフォンの操作で手首を酷使し続けると、前腕の筋肉が硬くこわばり、手首の神経の通り道(手根管)が圧迫されやすくなります。
2つ目は首・肩からの神経の圧迫です。猫背やスマホ首の姿勢が続くと、首の付け根で腕へと向かう神経が圧迫されやすくなり、これが手首の症状と重なることで、しびれがより強く、長引きやすくなります。
なぜ一般的な対処法だけでは不十分なのか
サポーターは手首の動きを制限する対症的なケアであり、前腕の過緊張や首・肩からの神経圧迫そのものを取り除くことはできません。原因となっている筋肉の緊張や姿勢を整えない限り、日中の作業や寝ている間の姿勢によって、しびれが繰り返されてしまうのです。
自宅でできる安全なセルフケア
- 前腕ストレッチ:腕を前に伸ばし、手のひらを上に向けて反対の手で指先をゆっくり手前に引く。左右10秒ずつ。
- 手首のグーパー運動:手を大きく開いて閉じる動作を10回。血流を促し、こわばりをゆるめます。
- 首・肩のリセットストレッチ:肩を大きく上げてストンと落とす動作を10回。首からの神経の圧迫を軽減します。
※ しびれが強くなる場合や、指先の感覚が鈍くなる場合は無理に行わず中止してください。
医療機関と整骨院の使い分け
以下のようなサインがある場合は、当院ではなく速やかに医療機関の受診をおすすめします。
- 親指の付け根の筋肉がやせてきた、力が入りにくい
- しびれが手全体や腕にまで広がっている
- 安静にしていてもしびれが一日中続いている
これらは神経の圧迫が進行している可能性があるため、整骨院での対応範囲を超えます。
整骨院でできること・できないこと
当院では、前腕・首肩まわりの検査と調整、筋緊張の緩和による施術は可能ですが、神経伝導検査などの精密検査や投薬は行えません。「まず整骨院で筋肉の緊張と姿勢を整え、必要であれば医療機関と連携する」という使い分けが、遠回りに見えて実は一番確実な近道です。
専門家(整骨院)選びのポイント
サポーターを使っても改善しない手のしびれでお悩みの場合、「初回にしっかり前腕や首・肩の状態を検査してくれるか」を選ぶ基準にしてみてください。手首だけでなく、原因となる筋肉や姿勢から整えてくれる院かどうかが、改善への近道になります。
ブログを読んで「自分の手のしびれも首や肩が関係しているかも」と思われた方は、一度当院にご相談ください。
KARADA整骨院 所在地:福岡市博多区板付7-8-59 営業時間:平日9:00〜20:00(14:00〜16:00は休憩)、土日9:00〜14:00 定休日:水曜日・祝日 https://karada-seikotsu.jp/top

